新幹線に4時間も乗ってしまえば、私が知らない、私のことも誰も知らない土地についてしまう。
流線の鉄に揺られてこんなにも遠いところに今立っている
そんなわけで見知らぬ土地で暫く仮住まいをすることになりました。
まだ誰の匂いも沁みぬこの部屋で段ボールを抱いて眠る
ダンボールの中にくるまれた以前の生活がほんのり恋しい。何もなくてバス停降りた瞬間に途方にくれたこの街だけど、たまたま立ち寄った自転車屋で中古の自転車てに入れた頃には好きになれる気がしてきた。
短い間の一人暮らしよろしく
愛着のつかない街で愛着のつかない自転車乗り回す今日