死んだらダイヤになりたい
死んだら何も残らないって、まぁ、全く持ってその通りだと思っている。
死んだら何も残らない。とはいうけれど、体焼くから骨と灰は残ってしまう。
だから、骨と灰に私はちょっと執着をしてしまう。
どれぐらい執着しているかというと、大好きな祖母が亡くなった時、その遺骨を周囲の目を盗み一片掌に隠し、そのまま口に放り込んだ位執着している。
そんな私が、遺灰ダイヤに飛びつかないわけがない。
自分が死んだところで何も残らなくてもいいけれど、うつくしいひとが死んでダイヤになるって凄く夢にあふれていると思う。ダイヤの何がいいかというと、ダイヤになれば誰かがずっと肌身離さずつけてくれる可能性が高いっていうことがなおさら素晴らしことだと思う。
そんなわけで、好きなあの人に殺されてそのままダイヤになってしまいたいと願う女性がいれば、それはとても私好みなのですという、そういう話
わたしよりだいぶおおきなそのゆびでわたしを絞めてダイヤにかえて