短歌は楽しい
去年の11月ごろから短歌を詠み始めた。
詠みはじめたきっかけについて書いたツイートをのせておく
短歌に興味を持つようになったのは『ひきこもり女子いろいろえっち』というはてぶのブロガーさんが穂村弘の大ファンで。で、穂村弘のことは『恋愛瞳孔反射』で私も知っていて、好きだったのだけど歌人であるということはしらなくて、詩人だと思ってたんだよね。
そんで穂村弘の『絶叫委員会』を読んで、この人の世界への言葉のアンテナのはり方が、切り取り方が面白いぞって思ったの。そこで伴風花の短歌とかも紹介されていて、すごいなぁ。やっぱり言葉を生業にしている人の言葉の切り抜く精度は違うなって素直に感心しながら、やっぱりたまに穂村読んでました。
そこで本屋よったら『短歌という爆弾 今すぐ歌人になりたいあなたのために』という穂村の本が文庫で出ていて、買って読んだら、まぁ意味わかんない。31字に込められた思惑の多さやら、技法やらがもう難しくて難しくて。短歌に入れられた講評もやっぱり難しいけど、穂村が手直しすると良くなってるの
それは単に私が穂村弘の世界観が好きで、穂村が手直ししたら全て穂村っぽくなるからなのかもしれないけど。それでも31字適当に並べた中学の時の宿題みたいなものではないんだなぁとしみじみ思わされて。 少しでもここにある穂村の言葉理解できるようになるかなぁと思って短歌を詠もうと思った。
で、詠んでると難しいし、善し悪しなんてかけらも分からないけど楽しい。世界を上手に切り取ることはまだまだ出来ないけれど、手にしたばかりのハサミで写真を切りまくっているような面白さがある。穂村ばっかり読んでたから最近は他の歌人も読んでいきたいなと思いつつ、本屋に歌集は少なくて泣く。
そんな感じで短歌を詠みはじめて2か月と半分。
ツイッターだけじゃなくて、もうちょっとまとめられたらいいなと思ってつくりました。
ツイッターの短歌をいくつかまとめて載せておいたり、ちょっと言い訳をしてみたりする予定